外国為替証拠金取引で投資家が支払うのは、手数料だけではありません。スプレッドとは、FX取引会社の 実質の外貨売買手数料のこと。スプレッドは為替レートから算出できますので、各社の価格を見比べてみま しょう。
通常、為替レートには買値と売値が示されています(2WAYプライス)。この差額がスプレッドであり、FX取引会社の実質の為替売買手数料になっているのです。
例:A社(スプレッド5銭)の場合
A社の為替レート(2WAYプライス)
| 通貨ペア | 買値(ビッド) | 売値(オファー) |
|---|---|---|
| 米ドル/日本円 | 105.05 | 105.10 |
買値(ビッド) ・・・レート提示側の買値=投資家がドルを売れるレートは105円5銭
売値(オファー)・・・レート提示側の売値=投資家がドルを買えるレートは105円10銭
A社の取引手数料・・・10銭
A社で105円10銭の米ドルを買った場合、取引手数料は10銭なので、買値(ビッド)が105円20銭以上にならなければ元手がとれません。 併せてA社のスプレッド(買値−売値=5銭)を考慮すると、買値が105円25銭以上になったとき、つまり為替相場が20銭以上上昇したときに利益が確定する計算になります。
例:B社(スプレッド40銭)の場合
B社の為替レート(2WAYプライス)
| 通貨ペア | 買値(ビッド) | 売値(オファー) |
|---|---|---|
| 米ドル/日本円 | 104.30 | 105.10 |
買値(ビッド) ・・・レート提示側の買値=投資家がドルを売れるレートは104円30銭
売値(オファー)・・・レート提示側の売値=投資家がドルを買えるレートは105円10銭
B社の取引手数料・・・10銭
B社で105円10銭の米ドルを買った場合、取引手数料は10銭なので、A社と同じく買値(ビッド)が105円20銭以上にならなければ元手が取れません。 ただしB社は買値(ビッド)が低く、スプレッドが40銭と大きいため、買値が105円60銭以上の相場にならなければ、つまり為替相場が50銭以上上昇しなければ、利益は確定しないのです。
この例からわかるように、スプレッドの幅は小さいほうが投資家には有利。値動きが小さくても、利益確定のチャンスがあるからです。 スプレッドは、他の手数料やスワップポイントと同じく各社が自由に設定していますので、値幅の小さい会社を選択すれば、取引にかかるトータルコストを軽減することができるのです。
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